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2005/09/02 (Fri) 01:21

去年の暮れだか今年の正月に、BSで「阿修羅のごとく」をやっていた。
たしか映画館でも一回見たんだけど、そのときは別にこれといった感想もなくて、
RIKIYAの顔ってスクリーンで見るといびつさが薄れるなあということと
小林薫の「女は、阿修羅だよなあ」ってセリフは身に染みるなあということと
主題歌を歌ってるブリジット・フォンテーヌの声がいいなあということを思っただけだった。
んで、狭いながらも楽しい我が家で見た「阿修羅」の方はどうだったかというと、
これまた大した感想はなくて、白菜って自分で漬けたら美味いよなあと思っただけだった。
じゃなんで「阿修羅」を日記に書くのかって単純な話で、
昼間、うら若き乙女たちに末恐ろしい羅刹の匂いを嗅ぎ取ったからである。
というのも、昨日は「血族」の肩書きを持つ人間が一堂に会するイベントに出席していた。
僕は「親戚の親戚の親戚」という「友達の友達は皆友達」みたいな扱いで、
要は居ても居なくてもいい程度の発言権しかないのに居ないと面倒な立場だったから、
手の施しようもないほどに禿げ散らかした主催者や
従妹のつけてる似非真珠のネックレスを部屋の隅っちょで眺めてたんだけど、
小耳に飛び込んでくる、彼女や彼女の姉や彼女の従妹や彼女の従妹の姉の会話が
自分も剣山の上で串焼きにされるのではないかと錯覚しそうなとげとげしさを孕んでいた。
悲しくもないのに鼻先へハンケチを添えたり、
両耳をダンボにするどころかチャックしてしまいたい話に昭和こいるばりの相槌を打ったり。
女は、阿修羅だよなあ。つくづく化粧臭いといった感じで手酌をしていると、
真横から従妹の父親がへらへらっと笑顔で空のビール瓶を差し出してきたので、
僕も転形劇場を彷彿とさせる芝居で、今そこにない酒を彼と酌み交わした。
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