--/--/-- (--) --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2005/07/25 (Mon) 09:07

終業式帰りの男子中学生が美容院で、
「今日はそのあの、だだだ『ダブルカラー』でお願いしまっす!」
とかなり意気込んでてつい噴き出してしまった。

若いからか単純に使い慣れてないだけなのか、
丁寧語を用いるときの彼は
「その」と「あの」の後に必ず読点を割り込ませたり、
「しま」と「す」の間にちっちゃい「つ」を挟ませているところがすごく幼い。
あとは「アリシア・キーズ」って言えないから「アリーシャキーズ」、
「デスチャ」「ビヨンセ」じゃなくて「デッチャ」「ビョンチェ」。毎日楽しそうだ。
それから「邦楽聞かないの?」と担当の男の子が聞くと、
「だってかったるいじゃないっすか」と男子中学生は言った。
何がかったるいのかわからないけど
僕も、僕の髪を切ってた女の子も「そんな気がする」という顔をした。

とにかくそんな気がした。
なぜかはじめはわからなかったけど、そのうち「たぶん若さのせいだ」と思った。
あのころASTELだった僕らと違って今の彼らはFOMAだし、
「うちら『ストニュー』世代だったよね」とか
「弓削君かっこよかったー」と懐かしんでる僕らには、
彼らの読んでる雑誌なんてジャンプやマガジン以外見当もつかない。
でも男子中学生とおんなじように、
邦楽をかったるく感じ、大人しくない髪型に憧れる時代はたしかにあった。

年を取っているのだ。忘れつつあるのだ確実に。
先を越されることはないにしろ、開いたギャップは埋まりも縮まりもしない。
「まだ七、八歳しか違わないじゃん」と強がってみても使ってるのは漢数字だし、
算用数字に変えても「もう7、8歳」。事実は変わらないし抵抗の余地もない。
でもフロアいっぱいに「ウルルン滞在記」のテーマが流れると、
下條アトムの「であったー」という物真似をするのだけは一緒で笑った。

スポンサーサイト

| ホーム |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。