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2005/07/15 (Fri) 14:14

東京生まれの僕と神戸出身の洗剤・ジョイ君との関係はかなり友好的なものとなった。
それこそ当初は「関東人おもろないねん」などと7歳の小童にボロカスいわれたりもしたが、
今では楽天家の反面マザコン気質の強いジョイ君を持ち上げる術もすっかり会得して、
皿洗いなら中日の荒木、井端ばりの連携プレーで家中の称賛を浴びるくらいお手の物だ。
なんとなればチンカスだらけの自分の部屋より台所の方が安住の地と呼ぶにはふさわしい。
それはそうと、数週間前から台所の机に置き去りにされたままの手紙をようやく手に取った。
差出人はとうに辞めた部活の後輩であった。止まっていた時計が今動き出した。
封を切ると「運営費かかるんすわ。援助せやこら」といった内容の文面が延々綴られており、
自分の名宛てで物が届くことなんて滅多にないせいか、この季節特有の浮き足立つ気分と
そいつを帳消しにする、面識ゼロの高二が用いる無表情な敬語を体よく暖炉に投げ込んだ。

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