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2005/04/27 (Wed) 17:01

一昨日、西で恐ろしい事故が起こったとき、
僕は武蔵丸の写真で三歳児でも躊躇いそうなことを書いていた。
三年前、東で痛ましい事件が起きたときも、
僕はヨーグルトのついたスプーンをくわえて原稿を打っていた。
「地続き」ということは、もはや何の意味も持たないんだと思う。
日を追うごとに自分がアホウになっているという実感は、
テストで赤点取って進級できなくなって授業料が払えなくなって
父の会社が右へ左へ傾いて収入は減って頑張って残業して
母はテレクラで知り合った若い男とホテルへ直行して
妹は家族が寝静まる頃合いを見計らって山手線の終電に乗って
ふと立ち寄った漫画喫茶から友達に恨み辛みのメールを送って
とてつもなくやるせなくなって、朝日が昇って
中央線のホームで始発を待っていたとしても沸きやしないだろう。
そんな、ポスト文芸賞の若い才能が挙って食らいつきそうな
ハナレグミの歌わない「家族の風景」なんてどこにでもあるのに、
饐えたレタスの匂いがすると思えば実は自分の汗だったり、
現代文と日本史の授業を同じ日に受けても
「落伍者」と「落武者」に大差ないことが理解できないくらい、
今回のことも自分のいる日本で起こったという感覚が持てない。

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